セレナグレード徹底比較

セレナのグレードを選ぼう

セレナは大量のグレードがあり、何が何だかわからないという人も多い車種です。しかし、セレナのグレードについてある程度知識をつけておかないと、商談中に「ディーラーが売りたいセレナのグレード」を売りつけられて後悔することになります。

 

そうならないように、セレナのグレードについてしっかり違いを比較しておき、自分好みのグレードを絞り込んでおきましょう。

 

まずは、セレナのグレードについて比較するために、一覧を見てみましょう。

 

セレナのグレード名 価格 燃費性能(JC08モード)・エコカー減税
S 2,435,400円 15.0km/L・40%/25%
X 2,489,400円 17.2km/L・60%/50%
G 2,847,960円 16.6km/L・60%/50%
ハイウェイスター 2,678,400円 17.2km/L・60%/50%
ハイウェイスター プロパイロットエディション 2,916,000円 16.6km/L・60%/50%
ハイウェイスターG 3,011,040円 16.6km/L・60%/50%
ハイウェイスターG プロパイロットエディション 3,187,080円 16.6km/L・60%/50%
ライダー 2,949,480円 -・60%/50%
ライダー プロパイロットエディション 3,095,280円 -・60%/50%
ライダー (オーテック30周年特別仕様車) 3,480,840円 -・60%/50%
ライダー (オーテック30周年特別仕様車) プロパイロットエディション 3,616,920円 -・60%/50%

 

全体でみると価格帯が240万円~360万円となっており、セレナは比較的グレード間の価格帯が近い車種と言えます。

 

また、セレナの燃費性能は似通っていますが、エコカー減税は2種類に分かれているので、どのセレナのグレードが減税対象なのかもあらかじめ知っておく必要があるでしょう。

 

セレナのグレードを比較する

 

それでは、セレナのグレードを比較し、違う部分を洗い出してみましょう。

 

燃費性能

 

セレナは、グレードによってはS-ハイブリッドという簡易型ハイブリッドを搭載しています。一覧を見ると、セレナのS-ハイブリッド非搭載グレードと比べてそれほど大きな差があるようには見えませんが、実はかなりのコスト差があります。

 

例えばセレナのS-ハイブリッド非搭載の「S」は「15.0km/L」、搭載済みのハイウェイスターは「17.2km/L」となります。その燃費性能差は2.2km/リットルです。1km走行するごとにかかる燃料費用に換算すると、約1円の差となります。したがって、Sハイブリッド搭載のセレナで10万キロ走ると10万円の差額が発生します。

 

しかも、S-ハイブリッドが搭載されているほうがセレナの中古車としての価値が高くなるので、売却時の差額が10~15万円程度になるはずです。

 

さらにセレナのSはエコカー減税が40%/25%%となり、ハイウェイスターとの優遇額の差は約3万円となります。

 

以上を考慮すると、長い目で見ればセレナはSハイブリッド搭載車の方が30万円ほどオトク、ということが言えます。S-ハイブリッドを搭載するとセレナの車体価格は5万円ほど高くなりますが、それ以上の恩恵があるということです。この時点で、Sハイブリッドを搭載していない「S」グレードは「ナシ」ということができるでしょう。よほど予算が限られる場合以外は、S-ハイブリッド非搭載車は外して構わないでしょう。

装備の差

 

S-ハイブリッドの搭載されていないセレナを外したところで、次はセレナの装備の比較をしていきましょう。セレナの装備はいろいろありますが、全てを考慮しているとなかなかグレードを決めることができません。なので、セレナの重要な装備に的を絞って比較検討していくことにします。

 

セレナで重要な装備は、以下の2つです。

 

1.プロパイロット
新型セレナになってから、高速走行自動運転機能の「プロパイロット」が付きました。これが新型セレナの目玉機能となり、グレード選びの本筋となる部分です。

 

2.オートスライドドア
セレナはスライドドアを採用しています。このスライドドアがパワースライドドアかどうかで、購入後の快適性は大きく変わってきます。特に、女性や小さな子供、高齢者なども乗り込む機会があるなら、最低限助手席側、理想としては両側がパワースライドドアである必要があるでしょう。

 

それでは、それぞれのセレナのグレードでの対応状況を見てみましょう。

 

グレード名 プロパイロット オートスライドドア
X メーカーオプション メーカーオプション
G メーカーオプション 両側
ハイウェイスター メーカーオプション メーカーオプション(ハンズフリー)
ハイウェイスターG メーカーオプション 両側(ハンズフリー)
ハイウェイスター プロパイロットエディション 標準装備

 

メーカーオプション(ハンズフリー)

ハイウェイスターG プロパイロットエディション 標準装備

 

両側(ハンズフリー)

 

まずプロパイロットについてですが、プロパイロットは「セーフティパックB」というセットオプション内に入っている機能です。このセットオプションは価格が20~30万円程度するので、つまるところプロパイロットを追加するためには20~30万円アップは覚悟しないといけないということです。

 

その点、「プロパイロットエディション」という特別仕様車を選べば、はじめからプロパイロットが標準装備となります。もちろん価格は通常よりもアップしますが、個別にプロパイロットを入れるよりもオトクな価格設定となっています。そのため、プロパイロットが必要ならはじめから「プロパイロットエディション」を選んだほうがよいのです。

 

次にパワースライドについてです。無印セレナのノーマルグレードのX,Gについては、Xはオートスライドドアが助手席のみとなりますが、Gはメーカーオプションで両側が設定可能です。とはいえ、差額が40万円近いので、助手席のみで我慢できるならXを選んだほうがコスト的にはオトクです。

 

ハイウェイスターも事情は同じです。というのもハイウェイスターも差額が40万円近くあるので、ハイウェイスターにメーカーオプションでオートスライドドアを付けたほうがコスト的には安くなるのです。もちろんその他にもグレード格差はありますが、40万円の価格差を埋められるかは人によります。したがって、コストを重視するならハイウェイスターを選んだほうがよいのです。

 

どのグレードがおすすめ?

 

すでに説明した通り、「プロパイロット」を使用したいなら「プロパイロットエディション」を選んだ方がお得です。そのためおすすめグレードとしては「ハイウェイスター プロパイロットエディション」もしくは「ハイウェイスターG プロパイロットエディション」となります。

 

あとは装備差を考慮することになりますが、「ハイウェイスター」はパワースライドのメーカーオプション設定が可能ですし、しかも上級グレードより40万円も安くなっています。そのため、総合的な判断としては「ハイウェイスター プロパイロットエディション」がもっとも推奨できることになります。

 

できるだけ価格を抑えたいという場合は、「X」グレードを選び、パイロットオプションを付けるかどうかについては後から考える、という方法でよいでしょう。

 

ライダーはどうなの?

 

ここまでセレナのライダーについて解説してきませんでしたが、それには理由があります。実のところ、ライダーは基本的な装備はハイウェイスターとそれほど違わず、外装やインテリアに追加がされているグレードなのです。

 

なので、セレナの基本となるグレード選びができたら、あとは予算と相談してライダーを選べば問題ありません。おおよそ、セレナのライダーは50万円アップと考えれば問題ありません。あとは、追加される外装が価格に見合ったものか判断し、納得したときに選べばいいでしょう。